歯槽膿漏と呼ばれていた

歯周病は、歯周病菌による感染症が原因です。以前は、歯槽膿漏と言われ、ある意味不治の病とされていた時代もあります。

歯周病は、歯ぐきの炎症に端を発して歯を支えている骨が溶解し、結果的に歯が抜け落ちる病気ですが、これが動物であれば、歯を失うことは命を落とすこと『歯の喪失=死』に直接つながります。

身体を支える栄養分を摂取できなくなることを意味しますから、生死に直接かかわるほど「歯の存続」というのは重要なことなのです。

幸い人間の場合、私たち歯科医がいますので歯を失っても義歯によってかみ合わせを回復することで栄養分を摂取しつづけることができるわけです。

それでも健康な歯並びの人に比べて咀嚼機能の低下は否めませんが。

歯周病と全身疾患

また、最近では「全身疾患」との関わりが明らかになっています。

歯周病が高血圧症糖尿病心臓疾患脳血管疾患誤嚥性肺炎低体重児出産などとの関係性が高いことがわかってきいます。

単に歯を失うだけでなく、健康寿命を短くしてしまうとてもリスクの高い病気なのです。